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飲食店で働く君へ「臭み(くさみ)」

TVの「食レポ」を見ていますと、時々レポーターが「この料理は臭みがないですね」と「臭み」がないことを強調して、そのことを美味しいこと・良いこととしてレポートしているときがあり残念に思います。また、今食べている料理の評価をさらに強調するため、他の同じ食材や料理の「臭み」を好ましくないと否定をするために引っ張り出しているように感じるのは私だけでしょうか。「臭み」はほとんどの方は不快で嫌なイメージで受け止めるのではないかと思いますが、それと同時に「臭み」を食材そのもののマイナスイメージとしての使われ方をされています。しかし私は草花や肉・魚にある「臭み」は食材の持っている「生命力」だと思います。その「生命力」を認めてもらえず迷惑な「臭み」の対象にされた食材は残念です。「鰹のタタキ」のように皮面を焼くことで殺菌とともに「消臭」ができれば問題ないのですがすべての食材がそうとは行きません。また、調理をされた方は今食べている料理はその食材の「臭み」を取り除いた調理方法だと自信と自慢を持って伝えているときがありますが、それ自体に異論は有りません。調理により「臭み」が変化することは良いことですが、その食材の持っている「臭み」を生かした料理方法・メニューまでも否定しているようで残念です。そして、その食材のもっている「独特な臭み」を好む人もいることを忘れてはいけないですね。私も、とんかつなどの豚肉は多少「獣臭(けものしゅう)」がある方が美味しく感じます。

「君」の店舗内で提供する料理の「臭み」について、いつお客様からご意見や質問が来るかも知れません。その際に説明できるように商品知識としてしっかり学習しておいて下さい。いつの日か、その食材が生まれながらに持っている「臭み」が「生命力」と理解され、多くのお客様に「独特の香り」として感じて味わっていただける日を待ちたいと思います。食材の「臭み」は「喝」ではなく「あっぱれ ‼」でしょうか。

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