個人的に「優秀な人材」でありながら協調性に欠け、個人主義で時々チームワークを乱す従業員と、チームとしての協調性があり普通に仕事をしてくれる一般的な人材、「君」はどちらを必要としますか。私の経験では、比較的限られた狭い範囲の中で行動する飲食業では「個」の力も大切ですが、店舗の総合力を発揮するのは「チーム力」ではないかと思います。「優秀な人材」の力も結集させて強靭なチームを作ることが、今の「君」に必要とされていることではありませんか。何をお伝えしたいのかと申しますと、「優秀な人材」は必要であり、お店にとって貴重な存在ですが、その人材の能力ややる気を削ぐことなく、一般的な人材と一緒のチームの一員として、共にお互いを尊重し協調しあえる環境づくりをすることが「君」の役割ではないでしょうか。確かにその個人的に優秀な人材は、すべての仕事を完璧にこなし、接客サービスも申し分なく多くのお客様から好印象を持たれ、カリスマ性さえも感じられる。追加のオーダーも誰よりも多く取り、客単価アップにも大いに貢献してくれて、誰もが認める個人的に「優秀な人材」です。しかし、わがままなところがあり協調性に欠けチームに溶け込めない。そして、時にはチームワーク(和)を乱す従業員です。そのままに放っておいていいはずがありません。他の従業員への影響が大きすぎます。さあ、「君」はどうしますか。
私は、その従業員に対しては、チームワークの大切さを伝えるために「褒めのコミュニケーションづくり」に努めます。具体的には、まず一番に直してもらいたいこと、チームにとってマイナスなこと(欠点)などの言いにくいことを先に伝えます。そして、その人の持っている長所を感謝しながら評価して、さらなる協調性のある行動目標を共に考えて見守り期待の言葉を添える。それも他の従業員に感じ取られない、優遇されているとう気配を与えない程度でマンツーマンで行います。しかし、残念ながらこのことは決定的な解決方法はありません。でも「君」は大切なチームをつくるためです諦めずにチャレンジしてください。今回は、適切な答えが出せずすみません。言い訳かも知れませんが、それだけにこの事=「個の尊重」と「和の重視」は重要なことであり難しい事なのかも知れませんね。